30代、横浜在住の男性の方。
二か月前にスポーツジムで週一の筋トレ中、右ひざを痛めてしまい、今でも深く曲げると痛い・・。
とのことです。
どのトレーニング種目で痛めたのかをお聞きしたところ、「レッグプレス」ということでした。
ちなみにレッグプレスとは以下の図のようなトレーニングです↓↓↓
そして膝痛のメインの原因となる筋肉は、【大腿四頭筋=太ももの筋肉】です。
四つの筋肉を合わせてこの「大腿四頭筋」という名前がついているのですが、
この筋肉は縮むことによって「膝の伸展(=膝を伸ばす)」という働きをおこします。
筋肉からくる痛みの特徴として、「筋肉が縮んだ時に痛みが生じる・強くなる」という点がありますので、
この方の場合、おそらくレッグプレス時にウェイトの重さに抵抗して足を伸ばしきったとき、
この筋肉に過負荷がかかり、ここにあった【トリガーポイント(=自覚の無い筋肉の強いコリ)】が活性化して痛みが発生し、
そのトリガーポイントが活性化したままの状態で、二か月経ってもずっと痛みを引き起こしていたものと推測されます。
この方の場合、二回の施術で症状は改善しました。
(まだ30代で膝以外はとても健康ということもあり、自然治癒力が大いに働いたと思います)
一回目の施術で「痛みが7割ほど減りとても楽になった・・!」と言っていただいたので、
痛みの原因は、この大腿四頭筋で間違いなかったものと思います。
そしてこの方は【内転筋=内またの筋肉】」も相当固くなられていました。
ここも膝に痛みを送る筋肉ですので、ここを見逃していては膝痛の大幅な改善につながらない可能性もあります。
あとは足首&股関節の硬さが膝に痛みを引き起こすこともありますので、
こういった関節部分を緩めることも、膝痛の対処としてやるべきことになります。
逆に言えば「膝関節の問題」と思ってあきらめていた膝の痛みも、
以上のような処置をすることで、思いもよらなかった改善を果たすことができるのです。
膝は「膝関節」という日常生活にとって大事な部分にあたりますので、
ここに症状が起こることで多大な支障をきたすことになりますが、
膝の関節だけが問題の原因ではないのです。
もしその改善が病院でも中々できない時は、
ここにその答えがあります。