背中の痛みを訴える方もかなりいらっしゃいます。 その原因になっている筋肉は大きく二つあります。
①脊柱起立筋群
②深部脊柱筋
①脊柱起立筋群
これは背中の部分に、それぞれ三つに分かれて付着している筋肉です。この筋肉にダメージを受けると、背中への痛みが発生します。
この三つに分かれている部位によって微妙に痛む箇所が違いますので、それに応じて重要施術ポイントも異なってきます。
②深部脊柱筋
この②が①より多い原因となっています。 特長として、筋肉ではなくあたかも背骨そのものが痛むように感じる痛みです。
骨に原因があると思われがちですが、骨そのものに原因があるわけではないので、病院に行っても「問題なし」と判定されてしまいます。
よって対処法が分からず悩まれている方はかなりいらっしゃいます。
うつ伏せによる施術では、この深部脊柱筋へはなかなか届きませんので、横向きにして背骨の際に入れ込むようにしてこの筋肉にアプローチします(それ以外の方法では届きません)。
きちんと届けば緩んでいきますので、初回からかなり楽になる場合もあります。
若い方でもこのような背中の痛みに悩まされている方が多いので、そういった方のぜひお役に立ちたいと思っております。