以前の記事でその改善兆候をお伝えした、
厚生労働省・指定難病「好酸球性副鼻腔炎」により嗅覚が完全に断たれたクライアント様のその後。
結論から申し上げますと、
嗅覚を完全に取り戻すことができました・・!
面白いことに以前は、身体の各所を押さえると「鼻に響く・・!」と言われていた反応(経絡反応)も、
完全回復後はほとんど響かなくなったようです。
ただ前回もお話したように、この回復は私の施術によるものだけではなく、
「歯の治療」が完全に終わったことで、上顎洞の環境が良くなった(上顎洞炎が改善した)ことも起因すると思います。
ただそうであったとしても、
歯の治療に取り掛かる前に受けられた施術で、嗅覚の改善がすでにみられていたので、
やはり【首の筋肉(=胸鎖乳突筋)】が原因であったことは間違いないと思います(この筋肉は鼻の各種症状を増悪させる)。
皆さんは「嗅覚の無い世界」で生きることが想像できるでしょうか。
このクライアント様はまだ40代前半の方でしたので、
この先の人生、何十年も嗅覚の無い世界で生きていかないといけないことを考えると、
その苦しみは想像もつかないほどだったと思います。
その苦しみから解放されたことは本当に嬉しく、クライアント様の晴れやかなお顔を見て、
“整体師冥利に尽きる”と感じた瞬間でした。
あとは残る他の症状「鼻茸」「好酸球の数値」については、病院での検査結果がでないことには改善の様子が分かりませんので、
引き続き今後も施術に全力を尽くします。