皆さま、こんにちは・・!
今回は「症状改善集」の第40弾、
「手指の痛み・しびれ(手根管症候群)」の改善例に関する記事です。
- 手指の痛み・しびれ(手根管症候群)に悩まされていて、一向に良くならない・・。
- 病院で手術を受けたが良くならない・・。
- 他の整体院でも治療受けたor受けているが、良くならない・・。
- 周りに手指の痛み・しびれ(手根管症候群)で苦しむ方がいるので、その改善にお役に立ちたい・・!
- 手指の痛み・しびれ(手根管症候群)の原因がいったいどこにあるのかを知りたい・・!
以上のような方がこの記事によって、その「手指の痛み・しびれ(手根管症候群)」の原因と改善方法をここで知ることができます。
手指に痛みだけでなくしびれも感じる・・
病院(整形外科)では、
これは手根管症候群ですね
と診断され、その治療法に従ってみてもなかなか改善しないケースが多く見受けられます。
「手指の痛み・しびれ(手根管症候群)」の症状はとても不快で辛いものです。それではいったいどこに原因があるのでしょうか。
実際にこの症状でお悩みだった方の改善例をもとに、
以下にご説明していきます・・!
手指のしびれ・痛みの症状を抱えてご来院されたクライアント様
40代、広島の女性の方。
手指の痛みとしびれにずっと悩まされています・・。
病院で、
手根管症候群ですね。手術しましょう・・!
と言われ7月に手術しましたが、2ヶ月経っても結局手指のしびれ・痛みが改善しないとのことで、こちらにお越しになりました。
それではいったいどこにこの痛みの原因があるのでしょうか。以下に解説していきます↓
手根管症候群とは
この「手根管症候群」とは、
手の骨(=手根骨)と、それを覆うように走る靭帯(=屈筋支帯)からなるトンネル(=手根管)を通る神経(=正中神経)が、
なんらかの要因で圧迫されることによって起きる症状です。
(日本での有病率は2.6%、ヨーロッパでは約4%)
要因としては職業性・外傷性などいろいろ指摘されますが、多くは突発性であり、「原因不明」とされています。
症状としては、
◆人差し指と中指のしびれ・痛み(初期)
◆親指と薬指(親指側半分)のしびれ・痛み(最終的)
(※正中神経は小指は支配しないため、小指には症状は出ません)
◆物をつまむ動作が困難になる
があげられ、
しばしばその辛さのために夜中に起きてしまうこともあります。
考えられる治療法としては、
・ビタミン剤・消炎鎮痛剤の服用
・外科手術(手根管内へのステロイド注射・圧迫除去手術)
・鍼灸による【大陵穴(手の厥陰心包経に所属する経穴)】への局所治療
などが考えられます。
このクライアント様は、この外科手術(手根管圧迫除去手術)を受けても改善しなかったようです。
手指のしびれ・痛みの原因は、実は以下の三つの筋肉・・!
この「手根管症候群」と思われた手指の痛み・しびれですが、
実は問題は「手根管」ではなく、
意外な場所の「筋肉のコリ」から来ていることが多いのです。
その場所とは、
①斜角筋
②小胸筋
③小円筋
の三つです。
いずれも手指の症状とは関係なさそうに見えるこれらに、原因が潜んでいるのです・・!
施術「症状改善コース(60分)」を実施。
「症状改善コース(60分)」の施術を実施。
この①~③の筋肉を入念に施術。
案の定これらの部分を押さえると、
指まで響きます・・!
というポイントがいくつかありました。
施術の2日後、痛みがひいている感じに・・!
施術の直後は症状に変化は出なかったようです。
(私の施術では直後に改善が出ることはあまりないので、普通のことです)
ですが、初回の施術から2日後にメールをいただきました↓
2回目の施術前のカウンセリングにて、さらなる改善のご報告☆
そして初回から数日後に行った2回目の施術のプレカウンセリング時に、
しびれは少し残っているが痛みが全然無い日があった・・!
とのことでした。
2回目の施術後、痛みはほとんどない日が続く・・!
そして2回目の施術後にいただいたメールにて、
との嬉しいご報告がありました。
3回目の施術前には痛みだけなくしびれも改善・・!
この次の月に行った3回目の施術前には、痛みだけでなくしびれも改善しており、
指より別の箇所が気になるので、そちらの施術を優先したほど、症状は和らいでいました。
都合2回の施術で「手根管症候群」と思われた指のしびれ・痛みはほぼ根治に至りました。
お役に立てられたようで何よりです。
真の原因を知らないと、不要な手術を受けてしまうことに・・。
嬉しさと同時に、その方の腕に付いた手根管手術の傷跡、
そしてその方が仰られた言葉を思い返すと、複雑な気持ちになります。
手術前にここに来て施術していれば、不要な手術も無かったのでは・・
もちろん外傷性など絶対に必要な外科手術もありますが、
不必要な手術を受け、それでも改善せずに悩まれている方がどれだけいらっしゃることか。
他の様々な療法を否定するわけではなく、むしろそういった療法も必要と思っておりますが、
それでも良くならない場合は、次のまとめに書いた三つの筋肉に着目してください。
まとめ
「手指の痛み・しびれ(手根管症候群)」はもし病院でどうにもならない場合、筋肉のコリ(トリガーポイント)からきている可能性大!
そして主な原因となる筋肉は、
- 斜角筋
- 小胸筋
- 小円筋
の3つ!
この3つを緩めることにより、病院では改善しない・原因がよく分からない 「手指の痛み・しびれ(手根管症候群)」 が改善する可能性が大・・!
ことをお伝えしました。
この手指の痛み(手根管症候群)は、その辛さのために夜起きてしまう方もいらっしゃるほど、症状としては深刻です。
その方たちに、ここに症状改善の希望の光があり、それが届くことを祈っております。