40代、広島在住の方。
首の骨そのものが痛く感じる・・。
という症状を訴えられてお越しになられました。
こういった症状は病院では、
これは「椎間板圧迫」or「関節離断(亜脱臼)」ですね
とよく誤診されることもありますが、
が原因となっていることが非常に多いです。
しかしこの二つの筋肉は首の最も奥深くにあるため、
並みのマッサージでは届かず、あるアプローチをしないと中々そこまで圧が届きません。
あと皆さんがよく肩こりを感じる箇所の筋肉(=【僧帽筋】)のある一点もかなり硬く、
押さえると反応があったので、そのあたりも原因と考えられました。
このクライアント様は自力整体もされていて、ご自分でされる整体法にもかなり自信をお持ちの方です。
ですのでカウンセリングの段階では、まだこちらを疑っているような姿勢でした。
心のシャッターがまだ開いてないな。これはちょっと手ごわいな(=症状改善するかな)・・・。
と思っていました。
経験上同じ施術をしても、「心のシャッター」が閉じている方は、改善効果が出てきづらいものです(勿論施術家として、それを言い訳には絶対できません)。
ですがこの方、施術後ベッドから起きた瞬間表情も柔らかくなり、その後のお話も弾みました。
今まで受けた施術の中で、一番首に効いた・・!!
とのこと。
認識を変えていただけたかなと思います。
この施術前後で、クライアント様の態度の変化を感じる瞬間が、
施術家としてやりがいを感じる瞬間でもあります。
しかしながらやはり心のシャッターが閉じられたままで帰られる方も非常に多く、その時は自分の腕の未熟さを大いに痛感しています。
自分が立て続けに症状改善の結果を出して「天狗」になっている時、
必ず不思議と、どうやっても改善できない方が来られるのです。
そのたびに鼻を折られ、未熟さを痛感いたします。
たゆまぬ精進が肝心ですね・・!
翌週、翌々週と施術を重ねてこの方の症状は根治しました。
ですがここで喜びに浸ってばかりはいられません。
今後もさまざまな症状改善のための施術が、果てしなく続きます。
謙虚な気持ちを忘れずにいこうと思います。