皆さま、こんにちは・・!
今回は「症状改善集」の第45弾、「坐骨神経痛」の改善例、
その第4症例目に関する記事です。
同じ第1~3症例目については以下をご覧ください↓
- 坐骨神経痛に悩まされていて、一向に良くならない・・。
- 病院の検査で骨や神経の異常を指摘されたが、治療を受けても良くならない・・。
- 他の整体院でも治療受けたor受けているが、良くならない・・。
- 周りに坐骨神経痛で苦しむ方がいるので、その改善にお役に立ちたい・・!
- 坐骨神経痛の原因がいったいどこにあるのかを知りたい・・!
以上のような方がこの記事によって、その「坐骨神経痛」の原因と改善方法をここで知ることができます。
腰だけでなく太ももや足にまで痛みがある・・
痛みだけでなくしびれも感じる・・
病院(整形外科)で、
これは「椎間板の異常」or「神経圧迫」が原因ですね
と診断され、その治療法に従ってみてもなかなか改善しないケースが多く見受けられます。
坐骨神経痛の症状は広範囲にわたり、痛みやしびれを伴ってとても不快で辛いものです。
歩くのさえ辛くなるので、日常生活にも支障をきたすこともあります。
それではいったいどこに原因があるのでしょうか。
実際にこの症状でお悩みだった方の改善例をもとに、
以下にご説明していきます・・!
坐骨神経痛の症状を抱えてご来院されたクライアント様
60代、広島在住の女性の方。ご家族の付き添いのもと、こちらにお越しいただきました。
お尻が痛くて座れません。歩く時には痛みは無いのですが、
お尻以外も股関節外側・太ももも痛いです。
寝るときも1-2時間で痛みで目が覚めてしまい、睡眠薬を飲んで寝ている状態です。
病院の診察でも・・、
仙骨硬膜外ブロック注射・AKA療法・薬(リリカ)・ハイドロリリース注射(筋膜の癒着を改善する)など色々試してみましょう。
と様々な治療法を試みられましたが、結局改善しないとのこと。
夜もそれではいったいどこにこの痛みの原因があるのでしょうか。以下に解説していきます↓
坐骨神経痛の原因は実はここに・・!
坐骨神経痛のような症状を呈している場合、キーポイントとなる筋肉がお尻に二つあります。
①梨状筋
この「梨状筋」のすぐ下を、坐骨神経が通っています。
②小殿筋
この二つの筋肉のいずれも、人体の中で一番分厚い筋肉とされるお尻の、さらに一番深いところに位置しています。ですので通常の「もみほぐし」では直接アプローチが難しい場所です。
じっくり押さえて圧を奥まで浸透させる、「安定持続圧」という「整体一福」の施術法でようやく緩ませることができる筋肉です。
施術
「症状改善コース・フル(120分)」を実施。
(※この坐骨神経痛の対応だけでしたら、「症状改善コース(60分)」で対応可能です↓)
ふつうは施術はうつ伏せの態勢から始めるのですが、前述のようにうつ伏せの態勢もキツいとのことですので、横向きから始めました。
左側は特に痛がられるので、圧は右と比べて若干弱めに。
この方の特に左の梨状筋は骨かと思うほど、かなり硬くなられていました。
梨状筋がこれほどの硬さであれば、そのすぐ下を通っている坐骨神経も圧迫してもおかしくないと思うほどです。
また、
左の小殿筋を押さえると
左のお腹にひびく・・!
右の腸腰筋(=お腹深くの筋肉 ここも腰痛関係に重要な筋肉です)を押さえると
今度は左のお尻にひびく・・!
といったように、押さえたところとは別の箇所に反応がいくつも出ました。
施術後すぐに坐骨神経痛の改善感が・・!
術後に
今までと違う感覚です・・!
とのことで、改善までの手ごたえを感じられたようです。
2日後に2度目の施術を行うまで、症状の変化を注意深くみてくださいとお伝えしました。
施術の二日後、痛いなりに座っていられるように・・!
そして2日後。
初回施術受けた夜とその翌朝は好転反応によるだるさが続いたようですが、
改善感としては2-3割ほど痛みが軽減されたようで、
座れなかったお尻の痛みが、痛いなりに座っていることができるようになりました・・!
とのこと。
今回は前回のような腸腰筋押してもひびきはなく、全体的に身体は緩んでいました(初回施術から2日後と、間を空けずにお越しいただけたのが大きかったです)。
3回目の施術
その後私が広島から横浜に戻り、3週間後に再び広島に来て3回目の施術時、
「前回の施術後から1週間ぐらいは座っても痛みもツッパリ感もなかった。痛み止めも飲まなかった・・!」
とのこと。
これで順調にこちらの施術を受け続けて改善に向かえばよかったのですが・・、
その後別の整体を受けて元に戻ってしまった痛みをリカバリー!
その後、
自分が広島不在の間に、別の整体(筋膜マッサージ)を受け、その後に激痛が走ってしまい元に戻ったような感じがするとのこと。
これはこの方の責任ではないです。
実際整体師が本当はどのようなものか(宣伝広告通りの腕前か)、施術受けるまでは100%確実に判断できないですし、
むしろ私が広島に1週間ほどしか滞在がなくなかなか施術の機会がないことが申し訳ないので・・。
その後のこちらの施術で無事状態リカバーできました。
以上、ブロック注射・AKA療法・薬などでも良くならなかった坐骨神経痛の症状改善例でした。
他の様々な療法を否定するわけではなく、むしろそういった療法も必要と思っておりますが、
それでも良くならない場合は次のまとめに書いた二つの筋肉に着目してください。
まとめ
「坐骨神経痛」はもし病院でどうにもならない場合、筋肉のコリ(トリガーポイント)からきている可能性大!
そして主な原因となる筋肉はお尻の一番奥に位置する、
- 梨状筋
- 小殿筋
の二つ!
以上を緩めることにより、病院では改善しない・原因がよく分からない 「坐骨神経痛」 が改善する可能性が大・・!
ことをお伝えしました。
「坐骨神経痛」の症状は陰湿で、本当にイヤな痛みやしびれに苦しめられます。
なかなか改善しないこの症状に人知れず悩まれている方、
まずは病院(整形外科)で検査を受けてみてください。
そして病院でも一向に改善しない場合、こちらの施術で改善の可能性は大いにあります☆
ぜひ一度、ご相談ください・・!