横浜&広島で施術を続け10年
「TPドクター整体 一福」
様々な症状の解決法・改善症例をここにご紹介。
症状改善集

【症状改善集】⑧足内側アーチ痛(10代のクライアント)

 前回の症例集⑦では、13才の女の子がクライアント様でした。

 今回のクライアント様も10代、12才の女の子です。

 「足を引きずるほど、足の内側アーチ部が痛くなった」とのこと。

病院では「偏平足からくる痛み」と診断され、「足裏の筋肉をつけ、中敷を敷きなさい」とのアドバイスでした。

中敷をしても中々改善感が出ず、ご紹介のお母様に付き添われてこちらにお越しいただきました。

こういった「足内側アーチ部の痛み」に関しては、実は多くのケースでふくらはぎが原因となっています。

ただし≪後方コンパートメント症候群(=ふくらはぎの血管・リンパ管が詰まって壊死を起こし、最悪は切断に至る症状)など、深刻な病態の可能性もあるので、即断には十分注意します。

今回は病院で足の検査をちゃんと受けておられるので、この危険性はないと判断しました。

さて原因とされるふくらはぎですが、一口に「ふくらはぎ」と言っても5つの筋肉に分かれます

その中の筋肉、

ふくらはぎの一番外側、<納豆袋>みたいにふくらんでいる所(=【腓腹筋】)が、足内側アーチ部に痛みを送るメインの原因です。

実際にプレカウンセリング時にこの子のふくらはぎを触ってみると・・、ものすごく固いです。

パンパンに張っていて指が入りません。

聞けば普段部活のバスケをほぼ毎日、相当量練習をしているとのこと。

かなり酷使しているのでしょう。ますます原因の可能性が高まります。

そして60分施術開始。

前回の症例集「膝痛の子どものクライアント様」でもお伝えしましたが、

お母様がいらっしゃるとはいえ、お子さんは見知らぬ家に連れられベッドに寝かされるわけですから、相当不安なはずです。

整体に入る前に、まずは身体から一番遠い足から優しくアプローチします。

それによって緊張を解いて安心してもらい、さらには筋肉を整体前に緩ませておくために、リフレ(=足ツボ)から入ります。

ここで少しでも激しい痛みを与えたら、緊張で子どもの身体はこわばり、その後の施術は困難となってしまいます。

巷によくある強くこするやり方ではなく、深く圧を足に沈みこませるように押します

生まれて初めての刺激に最初は目をパチパチさせていましたが、両足を終える頃にはウトウト眠っておられました。

緊張がとけたようで、ここまではひとまず成功です。

その後は整体へ。

まずふくらはぎを全体的に緩めたのち、先程ご説明した筋肉、【腓腹筋】にピンポイントでゆっくり深く押圧。

また、ふくらはぎ深くにある筋肉(=【ヒラメ筋】&【長趾屈筋】)も、今回の症状を引き起こす原因となる可能性があります。

ですので外側だけでなく、奥深くまで緩める必要があります。

でなければメインの原因である【腓腹筋】だけ緩めても、施術効果の持ちが短くなってしまう可能性があります。

しかしながら普通のマッサージのような「もむ」やり方では、

何層にも重なっているふくらはぎ奥深くの筋肉まで圧は届かず、緩めることはできません。

それでも緩めようと強くもんでしまうと、クライアントさんも激痛で耐えられないでしょう。

ましてや今回はお子さんなので、痛すぎず、かつ深く入るよう、圧のかけ方には十分気を使います。

先にリフレ(=足ツボ)をしたおかげで、最初よりいくぶん筋肉が緩んでいましたので、深く指を入れ込むことができました。

次に下半身全体を施術。

≪足内側アーチ部の痛み≫に関しては他に原因として、

「かかとと足裏の境目あたりにある筋肉(=【母趾外転筋】&【母趾内転筋】)」も多少関係してくるのですが、

ここは柔らかくお子さんの反応も無かったので、今回に関しては関係はなさそうです。

そしてまたふくらはぎに戻って再び入念に緩め、フィニッシュ・・!

術後はご本人さんも笑顔で(お越しいただいて初めて見た笑顔でした)、「痛みがだいぶ取れて楽になった・・!」と喜んでいただけました。

通常は、施術して日数経ってから効果が出ることが圧倒的に多いのですが、今回は施術後にすぐ改善効果が出たようです。

笑顔で帰る親子の後ろ姿を見送りながら、充実感で満たされた症例でした。

今回は≪足内側のアーチ部の痛み≫でしたが、一口に「足の痛み」と言っても、

≪土踏まず≫≪踵(アキレス腱)≫≪足指の付け根≫≪足の甲≫と、どこが痛むかによってまた原因と対応が変わってきます

それも順次、お伝えをしていきます。

施術スケジュール(直近三週間)