20代、横浜在住の男性の方。
元々趣味を通して知り合っていた方ですが、
ある日突然メールが来ました。
四月に入って「急性腰痛症(ぎっくり腰)」になってしまい、その症状はほぼ治まったが、
五月に入り、左のお尻~太もも~ふくらはぎにかけて激痛が走ったそうです。
病院でMRI検査をしたところ「椎間板ヘルニア」と診断され、
さらに「薬・電気治療・牽引療法をして治るのに半年」と言われたが全く症状が変わらず、
他の接骨院・整骨院に通っても一向に良くならなかったそうです。
今、巷で評判の「AKA博田法」を受けても改善には至らず、
文字通り「最後の砦」としてこちらにご連絡をいただきました。
“もうどうしていいのか分からなくて・・。高本さん、治せますか?!”
というSOSにも似たメッセージでした。
ここで、
「ええ、ウチで必ず良くなりますよ、治りますよ・・!」
などという安請け合いの言葉ではなく、次の言葉をお返ししました。
「絶対!とは言えないけど、手術を言われていなければ改善する可能性は高いし、こういった改善例は何度も経験してます。もうどうしようもなければぜひどうぞ・・!」
それに対し以下のお返事をいただきました。
“じゃー来週の〇日にお願いしてもいいですか?
もうとにかくなんでもいいからはやくなおりたいんです!!(※原文ママ)”
最後の一文が全てひらがなになるほどの、改善への強い想いを感じました。
この方へのメールでもお伝えしたように、
内臓などに重大な疾患が無く、病院で手術を言われていなければ(時には言われている場合でさえも)、
ひどい坐骨神経痛でも当院の施術で改善できる可能性は大いにあります。
その原因となる筋肉は数多くあり、その全てにアプローチする必要があります。
また症状が「足の外側」or「足の後ろ」に出ているかで、またアプローチ法が微妙に違ってきます。
こういったきめの細かい対応を実施するのですが、
改善にあたって重要なのは、以下の二つです。
②「お尻深くの筋肉」=【小殿筋】
他にも関連する筋肉はまだ多くありますが、ここを中心にアプローチしました。
初回の施術後、すぐには改善感が出ず、少し困惑していたようですが、
そういったことは良くあることで数多く経験してきたので、あまり気にしませんでした。
先方にも「改善感が出るには回数(最大4回)がかかる」ことを承知していただいた上で、
テニスボールによるセルフケアもお伝えしました。
その後一か月ほど経っても連絡が無く、「これはやはり納得してもらえなかったか・・」と思いましたが、
それから間もなくメールをいただき、
“あの日の施術から2-3日経ってから楽になりました・・!”
“今テニスボールでケアをしているので、最悪時の5割ほどに痛みは減っています・・!”
とのことでした。
それから2-3週間おきに60分施術を二回行い、痛みは二割ほどに減って本当に楽になったそうです。
先日四回目の施術を行いましたが、術後
“今までで一番楽に感じる・・!”
とのことでした。
「根治」まであと一歩です。
冒頭のSOSメールから省みると世界がまるで違うようです。
この方は二つの立ち仕事を掛け持ちしている上に運動もされているので、「改善にはもう少し手こずるかも・・」と思いましたが、
やはりこれが「20代の回復力」でしょうか。
もちろん、運動をセーブしつつテニスボールのセルフケアもきちんとしておられるのも大きいと思います。
この坐骨神経痛という症状、男女問わず本当に多くの方が悩まされており、病院でも分かってもらえないことも非常に多いです。
そんなお辛い思いから逃れるための「希望」が、当院にあります。
より多くの方をお救いできるよう祈りつつ、筆を置きたいと思います。